映画『人狼ゲーム デスゲームの運営人』限定版DVDのジャケットデザイン一式を担当いたしました。
予測不能のデスゲームがはじまる!
大人気コミュニケーションゲーム「人狼ゲーム」の映画作品『人狼ゲーム デスゲームの運営人』。
2020年11月に上映された今作品のクラウドファンディング企画を立ち上げるにあたって、返礼品の一つとして「限定版DVD」のジャケットデザイン一式をコザイク様より依頼を受け制作いたしました。
映画本編ディスク、映像特典ディスク、「公式パンフレット」と言える16ページ・フルカラーブックレットが同梱された豪華DVDです。
まさかこんな凄い仕事(映画関係)をご依頼されるとは思っていなかったので、依頼を受けた時はとてもとてもビックリしましたし、 飛び上がって喜んでおりました。(笑)
初めてです、こういうお仕事は。
「本当に…私でいいのか?」と思いました。
でもやるからには信頼を裏切りたくない。シッカリとやりきってやる!
凄いのにしてやる!
お金とかどうでもいい、それよりもこの仕事を絶対にしたい!!
そんな意気込みで制作しておりました。
最初、ジャケット表紙のデザインに関しては…
「恰好いいのがいいいかな?」
と、色々張り切ってデザインしてみたのですが…
「バンドのCDジャケット」のようなデザインになってしまい…
「なんか違う…ような気がする」
「とりあえず確認がてら見せてみよう。好みというのもあるしな」
と、クライアント様に案を送ってみた所…
やはりクライアント様も同じ事をおっしゃっておりました。(笑)
デザインするに当たって本編映像も見せていただいたのに、方向性が完璧に掴めてませんでした。
ごめんなさい。(どこ向かってんだ?私は。着地点がおかしい)
「うん、違う。もっと作品に寄らねば…」
という事で、シンプルに現在のジャケット表紙のデザインになりました。
背景のモヤモヤしたテクスチャは全て手書きです。
このモヤモヤテクスチャは、普段絵を描くときに使ったりするのですが、今回はそれを少し加工して使いました。
一番時間がかかったのは…
俳優さん達の画像の切り抜きです。
いやぁ久しぶりに画像切り抜いたなぁ。
Photoshop触るのも久しぶりだ!
(お恥ずかしいですが…少し前までPhotoshopを持っていなかったので)
とても勉強になりました。
切り抜いてデザインした写真画像は事務所のチェックが入ります。
この時、とても緊張したのと同時に「本当に大きな仕事に携わっているんだな」と再認識いたしました。
DVDがはめ込まれている面のデザインがメチャクチャ楽しかったのですが、一番難しくもありました。
(沢山の画像を格子に合わせて切り抜いたり、色を変えたり加工したりの繰り返しだったので)
一番気に入っているのはブックレットでしょうか。
各キャラクター紹介のようなページですが、本当に、本当に…
楽しかった!!
気分よく制作していたので、仕事中はずっと笑顔だった気がします。
(気分が乗ると独り言が増えます)
俳優さんが皆さん綺麗でパワフルなオーラ?のような物があるので、立ち絵だけで十分絵になる、絵になる!
一人一人沢山の立ち絵写真があって、どの写真を使うか?悩みました。
(クライアント様と一緒に悩みながら選んだ写真もあります)
そして初めてのDVDジャケット制作なので、入稿データの作り方に若干ミスが出たり、使用カラーの制限や線の太さ、画像の処理の仕方など色々と細かい規定等ありましたが、これも勉強になりました。
(こういう部分は本当、印刷会社によって凄い変わりますね)
学ぶことがとても多かった作品です。
あとクラウドファンディングサイトの画像も制作させていただきました!
今回このような素晴らしい作品に携わらせていただけた事に本当に感謝しております。
コザイク様、各関係者様、本当にありがとうございます!