フランスのボードゲーム「Affinity」の日本語版「ぼくらなかよし」の制作を担当しました。
2020年12月発売。
それってすてき? かなしい? たのしい? それともブキミ?
「ことばカード」を読んでプレイヤーの気持ちを推測しよう!
2018年度”Octogone”(フランスのボードゲーム賞)
「老若男女を問わず楽しめるゲーム」部門・第1位!
日本語版タイトルロゴのデザイン制作、説明書・カード・パッケージの日本語置換と修正変更、ウェブページ用の画像制作等。可愛さと楽しさと見やすさを重視しながら日本語置換をしました。
このゲーム、なんと箱が展開してゲームボードになります。凄い!(@@;)
日本語版ロゴのデザイン制作にあたってクライアント様より…
かわいらしく、お店でぱっと見たときに判別できること(文字が判読できること)
との要望がありました。
元のロゴ(フランス版)は、クリンとしたとても可愛いらしいロゴだったので…
可愛さと元のロゴデザインを活かす感じで制作しました。
今作はとても学ぶ事が多かったです。感謝すべき事も沢山ありました。
まず制作データがほとんど触った事のない未所持ソフト(Indesign)で制作されていたという事。
「どうしたもんか?
このソフト持ってないし…しかも使った事ほとんどないから分からん…
納期とかもあるし…勉強しながらはちょっと無理かも」
と言うわけで仕方なくお仕事をお断りしたのですが…
なんと今回、クライアント様が色々と用意してくださいました!!
ここまでしてもらっていいのか?と戸惑いましたが…
ここまでしていただいた以上はちゃんと返したい!
ちゃんと返さねば!絶対に印刷までこぎつけてやる!
無事販売までするんじゃい!
というわけで今回のお仕事をお受けしました。
クライアント様には感謝してもし足りないくらいです。
こんな素晴らしい機会を与えて下さって本当にありがとうございます。(神!)
そんなわけでIndesignの本を読み、本に載っていない事はネットで調べ、アレコレ触ってみながら…何とか無事制作までこぎつけました。
フランスからの制作データに直接触れたのもよかったですね。
どうやってそのデータが作られているのか?が分るからです。
Indesignは昔、会社勤めしていた頃に数回程度触ったぐらいなんですが、その時は「わけわからん!」って印象でした。(笑)
(配置できる画像データもillustratorと違ってファイル形式にあまり制限がないのもビックリでした)
色々分かってくると便利なソフトですね。
そして印刷に関して、私はてっきりIndesignのデータで印刷するものだとばかり思っていましたが、印刷は基本的にPDFデータなんですね。
恥ずかしながら知りませんでした。
印刷用のPDFデータの作り方も、印刷会社によって?若干違うみたいで、それも初の試みだったのでまたまた勉強になりました。
今回の事で自分の勉強不足な所もよく分かったので、この仕事を頂けて本当によかったと思います。
自信にもつながりましたね。
知識ゼロから始めてもちゃんと印刷まで行けた事、ちゃんと形にできた事は、本当に達成感と感動があります。
今作のデータチェックしていただいたフランスのデザイナー様も、とても面倒見が良かったように思います。
何度もチェックしてくれて、こちらの見落としているミスや、データのおかしな所、こうしたらいいよ、というアドバイスまで頂けたので 助かりました。本当にありがたいです。
素晴らしい学びの機会とお仕事をくださったコザイク様、データチェックをしていただいたフランスのデザイナー様、本当にありがとうございます!